コミュニティマーケティングとは?メリット・進め方・成功のコツ
広告やSNSでの発信だけでは、商品やサービスを選んでもらうのが難しくなっています。そこで注目されているのがコミュニティマーケティングです。
私は「Sell Through The Community(コミュニティを通じて売る)」を目標に、2021年からDiscordを中心にコミュニティの構築・運営に携わってきました。その経験をもとに、コミュニティマーケティングの考え方と進め方を解説します。
コミュニティマーケティングとは
コミュニティマーケティングとは、商品やブランドのファン・ユーザーが集まるコミュニティを通じて、つながりと信頼を深め、売上や口コミにつなげていくマーケティングです。
企業が一方的に情報を届けるのではなく、ユーザー同士やユーザーと企業が交流する場をつくります。その中で生まれた「好き」や「信頼」が、購入・継続利用・紹介へとつながっていきます。ファンを大切にする「ファンマーケティング」とも近い考え方です。
SNSマーケティングとの違い
- SNSマーケティング:多くの人に届けて、知ってもらうことが得意(広く・浅く)
- コミュニティマーケティング:知ってくれた人との関係を深め、ファンになってもらうことが得意(狭く・深く)
どちらか一方ではなく、SNSで知ってもらい、コミュニティで関係を深める、という組み合わせが効果的です。
コミュニティマーケティングのメリット
- 長く使い続けてもらえる:つながりがあると、ほかの商品に乗り換えにくくなります
- 口コミが生まれる:熱量の高いメンバーが、自分の言葉で周りに広めてくれます
- ユーザーの声が直接届く:商品改善のヒントや、新しい企画のアイデアが集まります
- 広告費に頼りすぎない:コミュニティ自体が、新しいお客様を呼ぶ入口になります
- サポートの負担が減る:メンバー同士で質問に答え合う文化が育ちます
進め方の5ステップ
1. 目的とターゲットを決める
「既存のお客様の継続率を上げたい」「新商品の意見を集めたい」など、コミュニティで達成したいことと、誰に参加してほしいかを決めます。
2. 場所を選ぶ
交流の場所には、Discord、LINEのオープンチャット、Slack、専用のコミュニティサービスなどがあります。Discordは、テキスト・ボイス・イベントをひとつにまとめられ、ロールで参加者ごとに見せる情報を分けられるため、熱量の高いファンコミュニティに向いています。作り方はDiscordコミュニティの作り方と運営のコツで紹介しています。
3. 最初のメンバーを集める
いきなり多くの人を集めるより、熱量の高い少人数から始めるのがおすすめです。既存のお客様やSNSのフォロワーの中から、すでにファンでいてくれる人を招待しましょう。
4. 交流と企画を続ける
限定情報の先行公開、開発者との交流会、ユーザー同士の作品共有など、参加する理由になる企画を続けます。運営担当であるコミュニティマネージャーの役割が大きいところです。
5. 振り返って改善する
次に紹介する数字とメンバーの声をもとに、企画や運営の仕方を見直します。
成果の測り方
コミュニティマーケティングは、すぐに売上の数字に表れにくいため、段階に分けて見るのがおすすめです。
- 集まっているか:参加人数、新規参加者の数
- 活発か:発言する人の数、イベントの参加率
- つながっているか:継続利用率、リピート購入率、解約率
- 広がっているか:口コミや紹介の数、SNSでの言及
成功のコツと注意点
- 売り込みすぎない:宣伝ばかりの場所からは人が離れます。まずはメンバーにとって価値のある場にしましょう
- すぐに結果を求めない:信頼関係が育つには時間がかかります。中長期で取り組みましょう
- メンバーを主役にする:メンバーの声や活動を紹介し、参加している実感を持ってもらいます
- 安全な場を守る:荒らしやアカウントの乗っ取りへの備えも、信頼を守るために欠かせません
コミュニティが育ってきたら、有料メンバーシップなどでコミュニティそのものを収益化する方法もあります。
コミュニティマーケティングのご相談はガリバーへ
Discordコミュニティの構築から運営代行、コミュニティを起点にしたPR活動まで、Sell Through The Community の考え方でお手伝いします。運営歴5年以上、企業プロジェクト10件以上の経験があります。
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